学校のテストは点数だけで判断しちゃダメ
FROM 笠井伸春 「担当生徒が苦手な数学で、40点から70点に上がりました!」とうれしいニュースもありました。素晴らしいですね。 何がいいかというと、「自分でもやればできるんだ」ということを実体験から感じられただろうということです。次の行動につながりますから。 反対に、成功体験のないまま、やる気を維持するのは難しいです。そういう意味で素晴らしいと思います。さらにステップアップできるように次につなげていきましょう。 ただし! テストの点数だけだと間違った判断をしてしまうことも多いです。 中学生をお持ちの親御さんが勘違いしやすことを書きますね。 僕が中学生のお父さんお母さんと面談していて、よくあること・・・ 「前回の中間テストでは80点だったのに、今回は50点に下がりました!もうどうしたものか!」 もう大変なことが起こった!という大騒動です。 「見せてください」と成績表を見せていただくと・・・あ、順位は変わっていない。 たまたまそのテストは平均点が低かったんですね。つまり、相対的な学力は多分あまり変わっていない、ということです。 東大志望の生徒でも40点台だった!という試験があった高校も聞いたことがあります。先生が難しくしすぎたんですね。 その逆もしかり。「90点とれた!」と喜んでみても、平均が90点だったら真ん中だった、ということです。つまり、点数だけで一喜一憂したところで・・・ですよね。 (中学2年生以降の確認テストだとだいたい平均が6割くらいになるようにはできています) まあ、高校だと偏差値が出るので分かりやすいのですが、中学だと偏差値は普通のテストでは出ないので、上げ下げの判断をするとしたら順位ですね。(もちろん、母数が大きい学校の場合ですが) でも、そんなことより僕が見るのは回答用紙の中身です。 一番重要なのは、勉強した分野の問題ができていたかどうか?時間が足りずに勉強できなかった分野ができていないのは当たり前で、それで全体の点数がどうだとか言っても仕方ないですね。 例え50点だったとしても、勉強してできるようになった問題があれば、「この問題できるようになってるよ」としっかり伝えて、前に進んでいることを自覚してもらいましょう。 そうやってできない分野を少なくしていくのが健全な勉強法だと思います。 まとめ ・点数だけでは判断できない ・これから何を勉強すればいいかを教えてくれるのがテスト 前向きに行きましょう。 笠井伸春
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◆執筆者紹介

笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
